起業しようとしている皆様は、今期待と不安でいっぱいではないでしょうか。ある程度の貯金はしたが、これで足りるのだろうか、事業はすぐに軌道に乗るだろうか、金融機関はお金を貸してくれるのだろうか、などなど不安や悩みが大きい分、期待も大きいと思います。専門家として多くの成功も失敗も見てきましたが、過大な不安も不要ですが過大な期待もまたやっかいなことがあります。
そこで今回は、起業時によくあるちょっと困った事例についてご紹介したいと思います。
題して「起業時あるある」です。
その3
・とにかくメシが食えりゃあイイや。何とかなるだろう。気合でがんばろう。
お客様にとって、あなたがメシを食えるとか食えないとかは正直なんの関心もありません。ただあなたから買うモノやサービスに興味があって、それが欲しいからお金を出して買うわけです。気合でどうにかなるとかならないとか、事業はそんなに生易しいものではないはずです。
ならどうすればお客様が欲しいモノやサービスを作れるか。それにはまず起業家自身が「自分が売るモノやサービスを買っていただければ、こういう幸せがある。ひいては社会に対してこういう貢献が出来る。」というビジョンを持つことが大事なのではないでしょうか。
なんのために事業を始めるのかもう一度考えましょう